柳宗悦の「用の美」

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    こんにちは。ピュレスタのChikaです。

    ※ピュレスタとは…私たちpuree スタッフのことです。

     

     ・puree + ista(〜する人・創る役割を担う人)

     ・puree staff(ピュレ スタッフ) の略語

     

    冬至が近づいている今日この頃、一段と寒いですね。

     

    私は自転車通勤なので、最近の朝は家を出るのが億劫になります(^_^;)

     

    朝日に照らされている鴨川を見たり、

    たまに比叡山に雪が積もっているのを見たりすると

    「本当に京都は山紫水明の街だな〜」と

    美しい自然を見られてラッキーな気分になります。

     

     

     

    (↑写真は先日行った鳥取の写真ですが)

     

    さて先週末、私は京都高島屋で開催されている

     「民藝の日本 −柳宗悦と『手仕事の日本』を旅する−」

    に行ってきました!

    https://www.takashimaya.co.jp/base/pc/kyoto

    /pdf/kyoto_teshigotononihon_171128.pdf 

     

     

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    柳宗悦(やなぎ・むねよし)(1889〜1961)

    大正時代の思想家で、日本各地の手仕事を調査・収集する中で

    無名の職人が作る民衆の日常品の美に惹かれ、「民藝」の新語を作りました。

    そして、柳氏を中心に提唱された民藝運動を本格的に始動させていき、

    1936年に「日本民藝館」を創設。

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    昨年2016年に「日本民藝館」が創設80周年を迎えたことを記念して、

    今回柳氏らが日本中を旅して収集した民藝品を170点展示しているのですが、

    民藝運動から生まれた「用の美」を実際に目で感じられる物たちばかりでした。

     

    柳氏は 『民藝とは何か』/講談社 の中でこう言っています。

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      工藝の美を決定するものは、

    それがどれだけ美的に作られているかということではない。

     それがどれだけ用途のために作られているかということである。

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    この展示会を見に行くまで、「用の美」のことは知っているようで

    あまり分かっていなかったのですが、まさに百聞は一見に如かず、ですね。

     

    展示されているどの民藝品を見ても、その土地の特色がよく出ていて、

    美しく、使い方がとても考えられていました。

     

    特に私は京都の「筍籠」(たけのこかご)に目を奪われました。

    (現物をぜひ見に行ってください)

     

    筍採りに用いられた籠で、籠の脚は採りたての筍からしみ出る水分を

    籠から出るようにすることで、籠の形状を保つ役割も果たしているという優れもの。

    こうやって機能から考えられた形状ですが、実際に目で見ると、とっても美しいのです。

     

    色も綺麗で、フォルムが何とも可愛くて見飽きませんでした。

    見ているうちに筍を収穫しているおばあさんの姿が目に浮かびました。

    物を見るときに、自分が使っている場面を想像したりはしますが、

    このように使われていたシーンを「想像させる」物は中々ないので、とても印象的でした。

     

    つくり手が、使い手の気持ちを考えながら作るということは、こういうことなのかなと改めて感じました。

     

    puréeもつくり手と使い手を繋げる役割をもっと頑張っていきます。

     

    puréeにも柳宗悦著の本を置いてますので、

    ぜひ読みにきてくださいね^^

     

     


    | 今日のpuree日記 | 13:05 | comments(0) | - |
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